「お金が全然たまらない…お金の基礎知識学びたいな。
貧乏から抜け出したい！」
本記事を読むとこういった悩みが解消されます。
✓本記事の内容
- お金が貯まらないのは貯め方を知らないだけ
- 貯めたお金は寝かさず増やす
- 幸福とは労働の喜びを知ること
原作はジョージ・S・クレイソンによって1920年代に書かれ、100年間読み続けられるお金の名著です。
お金に関する本では一番有名といっても過言ではないですね。
この本は小手先のテクニックにとどまらず、
- お金の貯め方
- お金の使い方
- お金の増やし方
という本質的なことが書かれています。
いつの時代も変わらない不変の原理原則が書かれているので、ビジネスモデルの変化や新たな技術が生まれてきても読まれているわけです。
バビロンの大富豪は
”おぬしたちが若いころからこれまでの間に、ぎりぎりで生活できる以上の金を手に入れることができなかったとすれば、それはおぬしたちが”富を増やす法則”を学ぶことを怠ったか、学んでもそれを守らなかったか、そのどちらかであるのだよ”
と言っている通り、お金持ちになるには運ではなく方法がある！ということです。
お金が貯まらないのは貯め方を知らないだけ
どうやってお金を貯めればいいのかは、すごく具体的な方法が書かれています。
それは、
収入の１０分の１を必ず貯金する
というもの
稼いだ額を全部自分のものと思って使ってしまう人は、一生お金持ちにはなれません。
服や旅行・食事代に使うことで他の誰かにお金が流れているからですね
なんかシンプル過ぎない？と思うのも分かります。
自分も最初読んだときは１０分の１なんかでお金が貯まるのか？と思いました(笑)
ですが、本質的な答えは常にシンプルであり、
１０分の１は格安SIMに変えてみたり、家から出ない日はユニクロの服に変えてみるなどの地味な努力ですぐに達成できます。
自分の場合は一度１０分の９で生活するようになると以前より何か足りない気がしたり、
不満が生まれることはなく、気づいたらお金がたまってる！
という感じでした
そういう地味な努力を続けていけばいずれ大きくなります。
種銭に水を与えなければ立派な樹ははえないです
水を与える方法は次のチャプターで解説します。
貯めたお金は寝かさず増やす
種を植えても水をあげなければ成長しないように、お金も自然と流れてくる仕組みを作る必要があります
バビロンの大富豪は
“人間にとっての財産は財布に入っている現金ではない。財布の中に絶えず流れ込み、いつも中身を膨らませてくれる金の流れこそが財産なのだ”
と言っています。
本書では元本保証されている投資について語られていますが、
現在は「この投資は元本保証されてますよ！」というのは基本的には詐欺です
なのでここでは、
リスクが少なくコツコツと資産を築ける投資のことと考ええください。
現代では積み立て投資に当たると思います。
iDeCoや積立NISAなどの初心者でも簡単な一番堅実な投資先かなと思います。
こういった積立投資は不動産や仮想通貨のように一瞬で利益が出るわけではないので、
将来何が起きてもいいように、今から資金準備に取り掛かることをお勧めします。
「投資できるほどお金ないよ！」という方は自己投資もおすすめです。
例えば投資の神様としてあがめられ、
2021年のフォーブス世界長者番付で資産額第６位のウォーレン・バフェットは
“最終的にその他のどのような資産にも勝る投資は、自分自身への投資だ”
と言っていたり、
アメリカ合衆国建国の父である、
ベンジャミン・フランクリン・ルーズベルトは
“知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす”
と言っているように、自己投資は最強です。
自己投資といっても何していいかわからないと思っている方は、
第一歩として、気になる分野の本を読んでみましょう！
幸福とは労働の喜びを知ること
本書では最後に労働をするのは奴隷だけだと嫌っている人は労働が敵になって不幸になり、
働くことの喜びを理解している人は労働が親友になって大きな財産を築いて幸せになると書かれています。
働かずに生きていくのもそれはそれで魅力的なのですが、
働いてその成果に見合った報酬を得ることで、
他人から価値を認めてもらえて、承認欲求が満たされると思います。
前のチャプターでいった通り、投資はすべきなのですが、
自己投資や積立投資は成果が出るまで時間がかかるので、
それまでは、労働を楽しんでみる。
全て楽しいとはいかなくても「この作業は楽しい！」というものを作ってみる。
もしそれがかなわないのであれば環境を変えてでも楽しいことを見つける
それが幸福への一歩になります
まとめ
今回は100年たっても読み継がれるバビロンの大富豪を解説しました
お金の貯め方についてはまずは10分の１を貯金してみる。
そして、貯めたお金は銀行やタンスで寝かさないで働かせる。
小額からできる積立NISAやiDeCoに投資し、やり方なんかはちゃんと調べる。
これも一種の自己投資ですからね！
そして最後に労働を憎まない。
労働を社畜なんて言葉があるように、憎んでいる人にはお金も幸せもより使きませんよという話でした。
最後に：漫画版でも問題ないです
自分はこの本を漫画版と書籍版で読みましたが、
漫画版でも内容は全然大丈夫でした。
書籍はちょっと苦手…という方は漫画版もどうぞ
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